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高等部の学習の様子

1学期終業式・学部集会について

 7月20日(木)に1学期の終業式がありました。今回、体育館の改修工事のため、小中学部棟と高等部棟で分かれて実施しました。

 高等部棟の生徒たちは、リモート中継で小中学部棟で行われている終業式の様子をテレビモニター越しに見つめながら、静かに参加していました。

 1学期終業式の終了後、高等部主事と生徒指導主事から、夏休みに向けた生徒向けの話がありました。夏休み明けには、校内実習や現場実習が控えています。

 特に高3の生徒達は、進路選択を確実なものにするために、2学期の取り組みが重要になることを伝えました。

 2学期夏休みの長い期間を、健康にすごして、元気に2学期に登校できることをお互いに約束して、高等部の学部集会を終えました。みなさんと、元気に再会できることを願っています。

夏の販売学習の報告

 7月5日、6日に高等部棟キャノピー下において高等部の作業製品販売会を行いました。

 両日ともたくさんのお客様に来校いただき、生徒達の「いらっしゃいませ」などの元気な声がキャノピー下に響いていました。2日間とも大盛況でした。

 

 

 

 

 

 また、7月10日は藤岡市立西中学校に、12日は藤岡市立北中学校に出向いて作業製品販売会を行いました。両校とも生徒さんや先生方にたくさん買っていただき、高等部の生徒達もとても嬉しそうでした。

 販売学習は、本校の生徒の学習活動について、地域の皆様や、中学校のみなさんに知っていただく大切な機会です。今後もこのような学習機会を、大切にしたいと思います。

藤岡市立西中学校での販売活動の様子

 

ぐんまアビリンピック2023出場

7月1日(土)にポリテクセンター群馬(高崎市山名町)で第21回群馬県障害者技能競技大会(ぐんまアビリンピック2023)が開催されました。本校からはオフィスアシスタント競技部門に高等部の生徒4名が出場して、「配布物の作成」や「郵便物の仕分け」などの作業技能を競い合いました。結果は、嶋田真彩さんが銀賞、浅見来奈さんが銅賞、武田友美さんが努力賞と3名の選手が入賞を果たすことができ、初出場の折原隆斗さんも最後まであきらめず奮闘を見せました。5月から放課後練習を始めて、大会前には高等部での壮行会を行い、大会本番に臨みました。大会終了後には報告会を行い、健闘をたたえ合いました。学校の代表として出場した選手たちを誇りに思います。来年度もぜひ、アビリンピックの県大会と全国大会にチャレンジして下さい。

アビリンピックオフィスアシスタント競技の様子(1) アビリンピックオフィスアシスタント競技の様子(2)
アビリンピック壮行会 アビリンピック報告会
 
代表選手4名  

学校 令和5年度第1回校内実習と第1回現場実習について (R5高等部学部だよりから引用)

 

           

【質問1 校内実習は何のために行っているのでしょうか?】

 校内実習とは、卒業後の社会生活を体験的に学ぶために、授業時間の多くの時間を作業学習(働く活動)に変更して行う学習活動です。

 本校の高等部では各学期に各2週間、中学部では年間を通して1週間を2回校内実習を実施しています。

 

 高等部卒業後の進路先である会社や障害者支援施設では、学校の時間割とは異なる日課で活動しています。校内実習は、学校と進路先での活動についての違いを知り、卒業後の生活を想像しながら生徒自身が働き方                        や考え方等を身につけていくことを目標にしています。

(上記の画像では、校内実習で収穫したタマネギを販売できるように調整したり、染色作業を行っている様子です)

 

                         
 校内実習では単に活動時間が長くなることに慣れるだけではなく、学校生活の終了した後に社会人として大人の人々の中で働いたり、創作活動をして過ごすことを想像しやすいように学習活動を計画しています。

(上の画像では、1日の作業活動の終わりに作業日誌持参で報告を行い、生徒は「藤特コイン王冠」を獲得します!)

 

 

【質問2 現場実習は何のために行っているのでしょうか?】


                         

 現場実習は、最近中学校や高校、大学などで行われているインターンシップと似ている学習活動です。

 社会に出る前に、実際の職場で働くことや施設で活動することはとても有意義な活動になります。

 現場実習先での体験で、生徒は自分の適性ややりたいことに気づいて、生徒やご家族が願う進路希望を一部修正しながら、進路実現に向けていろいろな話し合いを行い、次回の現場実習先選びを行います。

 本人の思いを中心に、ご家族と関係機関をつなぎながら、進路希望の実現に向けた学習活動が現場実習です。学級担任や進路指導主事が、進路実現のお手伝いをしています。校内実習や現場実習が終わった後に、PDCAサイクルを考えながら、いろいろなことを話し合って次回の校内実習や現場実習の計画に活かしています。そして、生徒一人一人の希望する進路実現をめざしています。

(画像は、就労継続支援B型事業所での作業活動の様子です)

             
【回答 校内実習と現場実習は、生徒一人一人の進路実現のために行っています!】

令和5年度1学期校外学習報告(高等部3年)

 高等部3年生は校外学習でJR高崎線を利用。日本銀行前橋支店で金融の役割や機能を学び、一億円の重さを体験。

 その後、パーラーレストランモモヤで昼食を楽しみました。

 午後の活動では、生徒達が調べ学習で見つけたJR前橋駅前の「ENNICHI(前橋縁日)」の見学を行いました。プロジェクションマッピングを活用した各種展示を驚きながらも、楽しんでいました。

 これらの活動を通じて社会性が向上し、修学旅行への準備も進行中です。